私が死ぬと世界が滅ぶ
凛子「私、なるべく歩きたいんだけど」

凛子、タクシーを通り過ぎようとする。
しかし、紅井がそれを阻止する。

紅井「駄目だよ。『奴等』がいつ襲ってくるか、わからない。なるべく外は車で移動すべきだ」
凛子「わ、わかったわよ」

凛子、仕方なくタクシーに乗車する。

○タクシー内

凛子「はぁ……」

タクシー内の後部座席に乗ってため息をつく凛子。
その隣には紅井が座っている。
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