私が死ぬと世界が滅ぶ
凛子「青柳くん、だよ」

凛子、青柳に優しく微笑む。

紅井「なっ!」
紅井「なんで! 昨晩の青柳と違って気を緩むことなく――」

紅井、ガバッと立ち上がって抗議する。

凛子「だから、だよ。青柳くんは気を緩ませてくれた」

凛子、迷いない真っ直ぐな表情。
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