私が死ぬと世界が滅ぶ
凛子「そんな、急に言われても」

凛子、紅井から目を逸らして青柳をチラリと見る。

紅井「元々、君たちの結婚も急だっただろう?」
紅井「あれは、訓練校の上層部の連中が勝手に決めたのだ」
紅井「『奴等』が地球に入り込んでると知り、焦ったのだろう。だからといって、青柳を護衛として置くのはミスだとしか言いようがないけれど」
凛子「…………」

凛子、目を瞑って俯く。
< 91 / 116 >

この作品をシェア

pagetop