天才パイロットは契約妻を溺愛包囲して甘く満たす
「嵐さん……私、おかしくないですか……?」
「ん? どうして?」
ちゅ、と音を立てて熟れた胸の頂を解放する嵐さん。
まだ余裕たっぷりに優しげな眼差しをしている彼に安心して、素直な気持ちを打ち明ける。
「だって……こんな、感じてしまうの、初めてで……」
思わず、両手で自分の体を抱きしめる。今は触れられていないのに、びりびりとした熱が余韻となって残っている。
「それは光栄だな。だって、紗弓が俺を欲しがってくれている証拠だろう?」
「そういうこと……なんですか?」
「そうだろ? だってほら」
嵐さんの手が、唐突にショーツの中に入ってくる。ごつごつした長い指に中心を撫でられるとぬるりと滑る感覚があった。
そのまま、指が中まで埋められていく。
「待っ……あっ、ダメ……」
嵐さんの指、入ってくる……。そう思うだけで目に涙が貯まり、呼吸が荒くなる。
彼は私を落ち着かせるように優しくキスをして、ジッと目を合わせながら私の中をかき回す。
やわらかく溶かしたバターを捏ねるような音が立ち、耳を塞ぎたくなる。