天才パイロットは契約妻を溺愛包囲して甘く満たす

「んっ……嵐さんだって、タキシードとっても似合っていました」
「ありがとう。パイロットの制服姿とどっとちがいい?」
「えっ? 考えるのでちょっと待ってください。どっちも魅力的すぎて……」

 真剣に悩んでいると、彼の手がふわりと胸のふくらみを包み込んだ。そのまま感触を楽しむように優しく揉まれて、鼻にかかった声が漏れる。

「あっ、もう……せっかく、真面目に考えてる、のに……」
「いいよ、まだ考えていて」

 まったりと囁いた彼が、かぷりと私の耳を甘噛みした。

 それから耳の中に舌を差し込まれて好きなように弄られ、淫らな水音に聴覚を支配される。

「そんなこと言われたって……無理です……んっ」

 胸元にある彼の手にはとがった先端をしつこく擦られて、体が跳ねる。ちゃぷんと波立ったお湯に、甘いため息が溶けていく。

「俺はラウンジで仕事を頑張っている時のきみも、花嫁姿のきみも、それから、こうして裸で乱れるきみも……全部好きだよ」

 甘すぎるささやきに、ますます心と体が昂る。

 嵐さんの太い中指が、お湯でないものが満ちて潤んだ私のそこに割り入ってきた。

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