天才パイロットは契約妻を溺愛包囲して甘く満たす

「あっ、んっ……」
「……もうこんなに蕩けてる。かわいいな、俺の花嫁は」

 陶然と呟いた彼は、私の唇を塞ぎ、舌を入れる。口の中も脚の間も、同時にかき回されてぐちゃぐちゃ。

 私は嵐さんの腕の中で、すぐに達してしまった。

「ベッドに行こう。もっとたっぷり愛したい」

 呼吸が浅くて返事ができないが、こくんと頷く。

 嵐さんはくたりとしたままの私を抱えてバスルームを出ると、寝室へ移動した。

 体の準備はとっくにできているのに、私の脚を大きく開かせた彼が、私のそこを口で愛撫し始める。

 恥ずかしいからやめてと思うものの、一度達した体は敏感すぎて、言うことを聞かない。

 嵐さんと体を重ねるようになってから、自分の体がどんどん彼に染まっていくのを感じていて、怖いくらいだ。

「ダメ、嵐さん……っ、お願いだから、もう……」
「ああ……そうだな。ここも、すごく欲しそうにしてる」

 彼の目には、彼を恋しがって震える私のそこが見えているんだろう。

 たまらなく恥ずかしいのに、ドキドキして、昂ぶりが収まらない。

 嵐さんに愛される幸せを覚えてしまった体は、もう彼なしではいられない。

 熱に浮かされた目で彼を見つめると、嵐さんは瞳に獰猛さを宿らせて中に入ってきた。

 全身を貫く快感とともに、〝愛してる〟の気持ちが溢れる。

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