■□暴言反対!!□■
それが涙と気づいた私は走りだしていた。
どこか
ひとりになれる場所をもとめて。
一目散に走った。
授業なんてどうでもよくなった。
飛び込んだのは保健室のベッド。
私はそこで声を押し殺して泣いた。
シーツがビショビショになるまで。
涙が枯れるまで。
思い切り泣いた……
この後いいことあるかもなんて
ほんの憶測だ。
ただの予想だ。
前に誰かが
『ついてない日は最後の最後までついてないもんなんだ。』
そう言ってたっけ。