■□暴言反対!!□■



それが涙と気づいた私は走りだしていた。


どこか


ひとりになれる場所をもとめて。



一目散に走った。


授業なんてどうでもよくなった。






飛び込んだのは保健室のベッド。




私はそこで声を押し殺して泣いた。


シーツがビショビショになるまで。


涙が枯れるまで。

思い切り泣いた……





この後いいことあるかもなんて


ほんの憶測だ。


ただの予想だ。



前に誰かが




『ついてない日は最後の最後までついてないもんなんだ。』





そう言ってたっけ。
< 24 / 44 >

この作品をシェア

pagetop