■□暴言反対!!□■



―――――――――――――


――――――――――……



午後7時。


私は麻衣の部屋にいた。


溢れる涙をふきながら。


「そっか……告白…したんだ。」



麻衣はそれきり黙ってしまった。


でも手は私の背中をぽん、ぽん、とたたいてくれている。


「う゛っ……ぐずっ……」


ダメだ。


さっきから泣いているのに、

まだ涙は尽きない。


顔は涙と鼻水でぐちょぐちょだ。



「っ……本当、最低な恋の終わらせかただよね……」



自分の苦しみから解放されたいから告白なんて


本当に最低………


麻衣もそう思っているだろうな。




でも麻衣からかえってきた言葉は意外なものだった。
< 32 / 44 >

この作品をシェア

pagetop