■□暴言反対!!□■
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「おはよ!麻衣!!」
次の日、私は元気に学校に行った。
麻衣はそんな私にほっとしたようで、
安堵の笑みをみせて
「おはよ♪美幸。」
そういって私に抱きついてきた。
キーンコーンカーン……
授業が始まった。
麻衣は私の前の席だ。
麻衣の背中をみて、ふと思い出した。
あ……そういえば。
もうすぐ麻衣の誕生日だ
麻衣にはいっぱいお世話になったし、なにより親友だから誕生日プレゼントは絶対あげたい。
そうだ。
今日の放課後、麻衣の誕生日プレゼントを買いに行こう。
そう決めて、私はまた授業を聞き始めた。