■□暴言反対!!□■



―――――――――――――




「おはよ!麻衣!!」



次の日、私は元気に学校に行った。


麻衣はそんな私にほっとしたようで、

安堵の笑みをみせて


「おはよ♪美幸。」


そういって私に抱きついてきた。











キーンコーンカーン……


授業が始まった。


麻衣は私の前の席だ。

麻衣の背中をみて、ふと思い出した。



あ……そういえば。


もうすぐ麻衣の誕生日だ

麻衣にはいっぱいお世話になったし、なにより親友だから誕生日プレゼントは絶対あげたい。


そうだ。


今日の放課後、麻衣の誕生日プレゼントを買いに行こう。


そう決めて、私はまた授業を聞き始めた。
< 35 / 44 >

この作品をシェア

pagetop