白い空をまた君と見たくて
コツン

「ぴゃ?!ふぇ…?」
「日本語しゃべれよ…っ、ハハッ」

いきなりおでこにはしった痛み。
威力(いりょく)は低いと言えど、(おどろ)いたので変な声が出た。

「うにゃますぐふぐどむぇぇ…んぅぅーーー…」

「だから…っ、に、日本語…っ」
クックッと片頬(かたほお)で笑いをかみ殺す彼。
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