白い空をまた君と見たくて
気の抜けた私の声。
先生の目は、私をじっと見ていた。

「月野さんを最近見ていると、何でしょう。月野さんがすごく大きいものを抱えているような気がしたんです」


その言葉に。

背中を冷たいものがはしった。
他人にバレるほど、私は気を抜いていたのか。
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