ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
日奈子はその1万円札を持って部屋へ戻ると、本棚の上に置いておいたお守りを手に取った。
これは日奈子が一人暮らしを始める時に母親が買ってきてくれたもので、赤色の布に金色で家内安全と刺繍されているものだった。
日奈子はお守り袋を開けるとその中に一万円札をいれた。
そして元通り袋の口をしめる。
「これでよし、と」
初めてのチップはこうして大切に保管されることになったのだった。
これは日奈子が一人暮らしを始める時に母親が買ってきてくれたもので、赤色の布に金色で家内安全と刺繍されているものだった。
日奈子はお守り袋を開けるとその中に一万円札をいれた。
そして元通り袋の口をしめる。
「これでよし、と」
初めてのチップはこうして大切に保管されることになったのだった。