ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
☆☆☆
「明日、私を席につかせてくれない」
お風呂から上がって完全にオフの状態になった日奈子は決心したように光へそう言った。
テレビの深夜番組を見ていた光は視線だけを日奈子にやって「急にどうした」と聞く。
「私、今ならできそうな気がする。お客さんを楽しませることとか、満足させること」
その言葉に光はふっと鼻で笑った。
その態度に日奈子はムッとするが、次の返事を待った。
「お前にはまだ早い。楽しませるなんてそんな簡単なことじゃない」
「それはわかってるよ! だけど今日チップをもらえて自身がついたっていうかさ、やれそうな気がするんだよね」
「お見送りだけで緊張して引きつり笑いになるのにか?」
その指摘にグッと言葉を失ってしまった。
そして始めて自分が引きつり笑いになっていたことを知った。
「それも、今日1日で慣れたから大丈夫だよ」
「明日もお見送りだけだ。次のステップに進むのはまだ早い」
「明日、私を席につかせてくれない」
お風呂から上がって完全にオフの状態になった日奈子は決心したように光へそう言った。
テレビの深夜番組を見ていた光は視線だけを日奈子にやって「急にどうした」と聞く。
「私、今ならできそうな気がする。お客さんを楽しませることとか、満足させること」
その言葉に光はふっと鼻で笑った。
その態度に日奈子はムッとするが、次の返事を待った。
「お前にはまだ早い。楽しませるなんてそんな簡単なことじゃない」
「それはわかってるよ! だけど今日チップをもらえて自身がついたっていうかさ、やれそうな気がするんだよね」
「お見送りだけで緊張して引きつり笑いになるのにか?」
その指摘にグッと言葉を失ってしまった。
そして始めて自分が引きつり笑いになっていたことを知った。
「それも、今日1日で慣れたから大丈夫だよ」
「明日もお見送りだけだ。次のステップに進むのはまだ早い」