ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
「少し飲むか」
そう言う光の手には日奈子の好きなシャンパンが握られている。

日奈子は一瞬とまどって光へ視線を向けた。
もしかして、一緒に飲むために呼んでくれたんだろうか。

「……少しだけなら」
日奈子は力なくそう答えたのだった。
< 160 / 264 >

この作品をシェア

pagetop