ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
☆☆☆
「ふたりして遅刻するなんて、怪しいわねぇ」
マキがにやついた笑みを向けてくるのでヒナは気が付かないふりをして化粧を続けた。
他の嬢たちもみんな興味津々でヒナを見ているから、気にしていないふりをしていても、鏡に映ったヒナの顔は真っ赤だ。
「別に、なにもないですってば」
「あ、ヒナちゃん首筋にキスマークついてる!」
突然の指摘に反射的に自分の首に手を当てる。
だけどキスマークなんてついているわけもなくて、してやられたことに気がついた。
「ひどいですよマキさん!」
マキはおかしそうに声を上げて笑う。
「ふたりして遅刻するなんて、怪しいわねぇ」
マキがにやついた笑みを向けてくるのでヒナは気が付かないふりをして化粧を続けた。
他の嬢たちもみんな興味津々でヒナを見ているから、気にしていないふりをしていても、鏡に映ったヒナの顔は真っ赤だ。
「別に、なにもないですってば」
「あ、ヒナちゃん首筋にキスマークついてる!」
突然の指摘に反射的に自分の首に手を当てる。
だけどキスマークなんてついているわけもなくて、してやられたことに気がついた。
「ひどいですよマキさん!」
マキはおかしそうに声を上げて笑う。