ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
本当にそんなんじゃないのに……。
ヒナは自分の膝を見つめてどうにか耐える。

光の頭の重さや体温が自分の体の染み付いているように感じられてずっとドキドキしっぱなしだ。
こんなんじゃダメだ。

お客さんに迷惑かけちゃう。
ヒナは自分を叱責してもう1度鏡へと向き直ったのだった。
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