ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
その思いを吐き出すように光は噛み付くようなキスをした。
日奈子は乱暴なキスをめいいっぱい受け止める。

「ほ、他の子たちにはどう説明するの?」
同じ店で仕事をしていたら、どうしても関係がバレてしまうだろう。

そうなったとき、オーナーとしての威厳が保てるのか心配だった。
このまま流されたいという気持ちもあるけれど、ストッパーがかかる。

「明日。ちゃんと説明をする」
光は一度体を起こすと、真剣な顔でそう言ったのだった。
< 251 / 264 >

この作品をシェア

pagetop