財閥御曹司は左遷された彼女を秘めた愛で取り戻す

「すごい、香月さん。私、坂本課長のことがなかったらもっと香月さんと仲良くなれました。残念です」

「これからよろしくね。何かあれば連絡するとき難波さんにするかもしれない」

「はい、おまかせください。あと、戻られる前に出来たらコーヒーを美味しく入れるこつを教えて下さい。支社長がいつも褒めてました」

「うん。いいよ。あ、時間だ。戻ろう」

 ふたりでフロアへ戻った。
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