目次

• • 序　『ポラリス、見つけた』
• 1、夏の終わりのゲスト
  • 1　『ようこそ、ホテル・ポラリスへ』
  • 2　『ゼネラルマネージャの幸村多恵さんは？』
  • 3　『今はどうしても彼の力が必要だった』
  • 4　『こちらです、姫様』
  • 5　『姫様の苦しいお気持ちもわかります』
  • 6　『残されたものは、ポラリスと、膨大な負債だ』
• 2、都会の恋人たち
  • 1　『ちょっと待って！　誰？　このひと』
  • 2　『何で？　何で？　何で？』
  • 3　『いい歳をして据え膳食わねばでがっつく男もどうかと思う』
  • 4　『いっそのこと、一気に押し倒してくれないだろうか』
  • 5　『打算抜きに純粋に恋愛できるのなんて、二十歳までよ』
  • 6　『結婚式の帰りなんっすよ。ユキさんの元カレの』
  • 7 　『生きている人間はつらいはね。美化された死者と常に比べられる』
• 3、幸村の姫様
  • 1　『ポラリスは中里のものよ』
  • 2　『頼むから、母さんをもう解放してやってよ』
  • 3　『悪魔のようなカオルは天使をも封じたのかもしれない……』
  • 4　『それは彼のことだよ』
  • 5　『タイムリミットは近いぜ』
  • 6　『麻里奈は死んだと、あんたに言ったんだろう？』
• 4、カンナビの斎人
  • 1　『男の人には祟るのよ』
  • 2　『彼はまだあの白い雪のなかに立ち尽くしているのよ』
  • 3　『弟を誑し込んだわね』
  • 4　『あのくらい逞しければ、ちゃんと現実を受け入れられるわよ』
  • 5　『生きている人間の時計は動き続けているんだもの』
  • 6　『母娘揃って、同じ目をしやがって！』
  • 7　『私、失敗した？』
• 6、ポラリス
  • 1　『偶然じゃないわ。他に目的があって、来たのよ』
  • 2　『亡霊に嫉妬することほどやり切れないものはなかったわ』
  • 3　『さようなら、ポラリス』
  • 4　『多恵は、来ないし、僕も、行かない』
  • 5　『姉と会ってください！』
  • 6　『それもこの子の運命なのよ』
  • 7　『君たちがポラリスだから』