どんな世界でも君と。
そういえば…
みんなが持っている武器はどこに売っているんだろう?


見た感じではあるが
アシヤさんは持っていなさそうだし。


「皆さんが持ってるライフルとかってどこで買えるの?」



「武器屋だね
一緒に行こうかおいで。」


彼はポケットに手を入れながら
歩き出した。
私もその後を追いかける。


なんか薄暗くて
変な気分。


「アシヤさん」



「ん?何?」



「ここに来る前大きな地震ってありましたよね」



私のその言葉に
彼はピタリと歩きをとめた。


「君もあの地震を経験したのか……?」


「…うん…え……アシヤさんも?」



この世界に来てしまったのは
あの地震が関係している……?
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