どんな世界でも君と。
私は起き上がって
差し出されたミルクティーを受け取った。


「ミヤビはさ
考えすぎなんだよ。
今は目の前にある問題…
クエストをこなそう?


過去も、未来もそんなのは気にしない。


今は俺と一緒に生きているんだから」



「レン…」



「ごめんね、さっきアラキとの会話少し聞いちゃった。」




元の世界に戻れるか、
戻れないか。



そんな話をしてたっけ。



「ちなみに俺は戻って
今の記憶を失ったとしても…
ミヤビを見つけ出すよ。」




「えっ!
ふふ…っ私も生まれ変わったとしても
レンと出会いたい。」


そんな話をしてると
なんだか幸せな気分になれた。
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