どんな世界でも君と。
リコちゃんは
弓を何発かミライさんへ当てる。



「…ミヤビ…あなたに私が殺せると言うの?


あなたは人殺しになれるって言うの?」



血を吐きながら
ミライさんはそう私に言う。



「……君は俺が殺すんだ。
ミヤビじゃない。


ミヤビにはそんな重荷背負わせない。」




その瞬間
レンの後ろを
アリカワくんの弾が通った。



そして
ミライさんの頭を撃ち抜いた。




「……っ!!
アリカワくん!!」



「これで死んだか?」



「まだ…よ」



私はその声に
恐怖を覚える。



そして
大剣をもってミライさんは私にきりかかる。



どうしてここまで



どうしてこんなになりながらも…

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