どんな世界でも君と。
この足が動けば私も戦闘に参加できるのに……。


私は拳銃を取りだした。


「ミヤビ?」



「ただ見てるだけなんて
そんなの無理」



私はそう言って
ミライさんのことを拳銃で狙う。


あまり動けないけどこれくらいなら……



「死にたがりのお姫様かよ」



ニシキさんは
ニッと笑った。



「レン、てめぇのお姫様は
死にたがりみてぇだから早くクエストクリアしようぜぇ」



「ふっ簡単に言ってくれるね。
けど、コイツミヤビばかり狙ってるからさ
早めにカタをつけよう。」



レンはそう言って
片手剣から双剣へと武器を変えた。



「……」



私はライフルを取りだし
間被弾を装填する。
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