どんな世界でも君と。
対人戦は
私は得意では無い……。



やれることはやるけど……
苦手なことに変わりは無い。



「私はミライさんと戦って感じたけど
対人戦は苦手かも。
敵だと分かっててもやっぱり
人だから。って少し躊躇ってしまうって感じかな。」



「なるほどね。ニシキは?」



「俺?
俺は別になんとも思わねーよ。


俺が殺されかけたことがあるからな。」




殺されかけたことがある。


その言葉に
少し引っかかってしまった。




「レンは?」



「俺も別に人を殺すことに抵抗はないよ。」



前はレンにミライさんを
殺させてしまったから。


私が出来ないから……
< 127 / 188 >

この作品をシェア

pagetop