どんな世界でも君と。
朝目が覚めて
整った顔をしたレンを見た。


「…………」


ねぇレン……。
わたしとレンの関係ってなんなんだろうね



お互い、大切で


大事で


1番大好きで愛してる人。
なのに……



彼女、彼氏にはなってなくて。



「私は……レンの彼女になりたい。」



私はそうぼそっと呟いた。


毎日一緒の部屋で
毎日同じベッドにいて……。



ま位置に同じものを食べて……



こんなに大切なのに……



私たちはまだ友達でしかない。




言葉にしてくれないとわかんない。



私は……アナタにとって
なんなのでしょうか……。




「俺もだよ。ミヤビ」



「えっ」



その声に私は振り返る
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