どんな世界でも君と。
レンも服を着る。


私たちは……
ようやく彼氏と、彼女になったんだ。


実感わかないかも。
ずっと一緒にいたし。



この世界で
こんなにも大切な人が出来るだなんて。



「どうしようかな……私は」


「双剣じゃないのかい?」


「えっうーん……なんか対人戦は苦手だから
やっぱり長距離の方がいいのかなーって」



「そうか……でもやっぱ使いやすい武器の方がいいんじゃない?」



「うーん……やっぱりそうだよね」



私は自分の双剣を見た。


これは……私がこちらの世界に来てからずっと使っている。

最初は
マメとかを作っては潰してを繰り返してたっけ……



「ここを超えれば
クリアはスグだとおもうんだよね……」

< 133 / 188 >

この作品をシェア

pagetop