どんな世界でも君と。
「勿論です!!

ニシキさんや、アシヤさんが拒否しても
私が許可します!


ミヤビさんの分は私がカバーできます!!」



リコちゃんが勢いよく
部屋に飛び込んできた。



「へ?」



「いや……最近ミヤビさん元気ないから
元気になって欲しくて……
お話でもしようかなーって部屋に来たら
会話聞こえちゃって……」



とリコちゃんが申し訳なさそうにいった。


聞くつもりはなかったんですけど……

とも付け加えた。




私は……
こんな世界で
こんなにも人に好かれて……


大切にされてるんだと


改めて感じた。



「いい加減アイツをキタミを殺したこと、


忘れなきゃね」



立ち直らなきゃ……。


元気にならなきゃ
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