どんな世界でも君と。
たくさんのモンスターと闘い、
仲間を守れなかった悔しさ……
自分が惨めで
泣き腫らした日もあったな……。



「やっとここまで来た。」



最初は
がむしゃらに、
レンに会いたい
レンに認められたい一心だったのに。



今では
こんなに沢山の仲間と
塔の頂上をめざしてる。



「ねぇみんな」



「ん?」


私は口を開いた。



「元の世界に戻った時に
またみんなが巡り会えるように
______」




「いいですね!
賛成です!」



リコちゃんは
私の提案に騒ぎ出す。



無邪気なところが可愛い。



好きだなぁ
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