どんな世界でも君と。
それからさらに1ヶ月が過ぎ去り、
私はリハビリをするために
リハビリの部屋にいた。



「…っ、」


歩くのが
こんなに難しいことなんて思わなかったな。



「こんにちわ。」



そこに現れたのは1人の男性。



「こんにちわ…えと…」



どこか懐かしいような
銀髪の男。



どこかであったことあったかな。
私は考えるが
いや、あった事ない…。




「あー…俺ね車との接触事故で1年半とか2年近く眠ってて…つい最近目覚めたんだ。」



「私も…そうみたいなんです…」



私の記憶の中では
大地震だったから…。



未だに違和感がある。
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