どんな世界でも君と。
アシヤさんは私の言葉に
ニヤっと口角を上げた。


「いいねぇいつかはあの塔で会えるかもしれないから
そうしよう。

まぁ……とりあえず初心者のクエスト向けの場所に行こう。
マップはさっき開いてもらったところにもあるから確認してみるといい。」



「ありがとう……。」


「君はすぐ、すぐ強くなると思う。
期待して待ってるよ。」



彼はそう言って私の前を歩く。
どんどん建物がなくなり、
森林……草原……そんな感じのところにたどり着いた。



「広いー」


「あのキノコみたいなイノシシみたいなモンスターがキノシシだよ。
じゃああとは1人で平気かい?


ギルドの集会があるんだ」


ギルド……。
やはりそういうのもあるんだ。



集団行動が苦手だから
入ることは無いだろうけど。
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