どんな世界でも君と。
とりあえずお腹がすいた。
何か食べ物屋とかあればいいけど……


と街の方へと戻る。


街へ戻りガラスに写った自分を見た時に
ボロボロだなと思った。


せっかくのオシャレ着なのに。



なんて……見せる人なんていないけれど。



「この長いスカート邪魔……」



私はそう言って
ビリビリビリビリっと破った。



この世界で。

私はこの世界で生き延びる。
そして絶対元の世界に
戻ってやる。



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