どんな世界でも君と。
私は双剣を腰から抜いた。


「よし、みんな準備はいい?
作戦は私とアラキくんが前線、
君たちふたりは後ろから頑張って攻撃して
体力削って」


ボウリング場の中に入ると
薄暗く、
天井もそれほど高くない……


これは
太刀が少し厳しいな……
いや……全員厳しいか……


小回りが効く私が1番動かなきゃ……



ギャオオォ


遠くでモンスターの遠吠えが聞こえる。



もしかしてもう誰か戦ってる?


私は遠吠えが聞こえて方へと走り出す。



「おいっ」


「待ってよー!」



3人はそう言ってあとを追いかけてくる。



そしてひとつの扉の前に立った。


「ここからだ……」



私はその扉を勢いよく開けた。
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