どんな世界でも君と。
私もソロプレイヤーになったのはそれもあった。


あとは……
ずっとアシヤさんを求めていた。


ねぇ……アシヤさんは
今どこで何をしているの……。



「よし……この4人で
46階に挑もう。」


「おう」


私にもやっと仲間と呼べる人が出来たのかもしれない。
少し胸が高まった。


仲間……
こんなに嬉しい響きはない。



私は涙が込み上げた。
こんなに涙もろかったっけ……


どうして私はないているんだろう……。



「ミヤビさん?泣いてるんですか?」


「泣いてないっ」



私は目元をゴシゴシと擦った。


私は強くなる……。
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