どんな世界でも君と。
その人は素早くて……
ジャンプ力も高くて……


かっこいいと思った。



目を奪われた。



「なかなか強くなったね……
ミヤビちゃん」



聞き覚えのある声……
見覚えのあるアッシュグレーの髪……



「ア……シヤ……さん」



「今は泣かない
こいつを倒そう」



私は涙を拭いて剣を握った。



アシヤさんは片手剣を握り
私は双剣。



2人の息を合わせて……



「行くよ。」



アシヤさんの声で私も動き出す。
あぁもう……



楽しい……
生きててよかった……



そして私たちは
勝利した。



「はぁー……アシヤさん
ありがとう……ございました……」


アシヤさんがいなければ……死んでた。
そう思うとゾッとする……
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