どんな世界でも君と。
その頭を撫でたところが熱くて
多分
顔も真っ赤になった。


「まぁこのギルドはほぼ自由だ。
攻略をめざしてくれ。
部屋に案内してくれアシヤ。」



オダギリさんはそう言って
またテーブルに戻って言った。


「行こう。ミヤビちゃん
あとその他の皆さん。」



そう言ってスイートルームを後にした。
そして雑にクドウくんたちの部屋を案内し終えて
私とアシヤさん2人きりになった。



その瞬間
アシヤさんが私の手を握った。



「へ……っ!?」


「こんな感情……初めてなんだ。
君がほかの男の人と話してるだけでイライラする。」



そんなこと言われると思ってなくて
ドキドキした。
どうしよう……勘違いしちゃうよ。
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