どんな世界でも君と。
「まだライブ残ってるでしょ……
昨日モンスター倒したし……。」



そう言って
私のことをまたベッドに引きずり込んだ。
……こんな休日もあっていいかも。


と思っていると……



ガチャと扉が開く音がした。



「アシヤァ起きてっかー?」



「ちょっと我慢してね」


そう耳打ちしたあと、
私の上に馬乗りになった……



「へっ!?えっ」



「朝からお盛んだねぇ……」



「悪趣味だね。続きを見たいのか?
ニシキ……」



さっきまでと違い、
ドスの効いた声。


私はその声にビクッとしてしまう。



「まぁ……おめぇがどんな風に抱くのかは気になるが……
新入りの女俺にも紹介しろよ
美人なんだってな。」



ニシキと呼ばれた人はそう言った。
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