どんな世界でも君と。

彼の意地悪な笑みが……
頭から離れない……
頭を冷やすために私はアシヤさんの部屋を後にして
ギルド内を探索していた。



「ここがロビー……?」


「あっミヤビさんこんにちわ」


そう声をかけられて
私は振り返った。
そこに居たのはアリカワ君だった。



「アリカワ君。
昨日はよく寝れたかな?」



「まぁぼちぼち……
クドウもアラキもまだ寝てるよ」



「そっか……。今日は何するの?」



なんて聞いたらいいものの、
私の予定なんて何も無い……。




「昨日ライフガッツリ稼いだんで
今日はここでまったりですかね。」



「私もそうしようかなー。
47階の攻略も考えたいし。
どんなモンスターなのかな」



47階のモンスターのことを考えると
ワクワクしてしまう。
< 49 / 188 >

この作品をシェア

pagetop