どんな世界でも君と。
彼の意地悪な笑みが……
頭から離れない……
頭を冷やすために私はアシヤさんの部屋を後にして
ギルド内を探索していた。
「ここがロビー……?」
「あっミヤビさんこんにちわ」
そう声をかけられて
私は振り返った。
そこに居たのはアリカワ君だった。
「アリカワ君。
昨日はよく寝れたかな?」
「まぁぼちぼち……
クドウもアラキもまだ寝てるよ」
「そっか……。今日は何するの?」
なんて聞いたらいいものの、
私の予定なんて何も無い……。
「昨日ライフガッツリ稼いだんで
今日はここでまったりですかね。」
「私もそうしようかなー。
47階の攻略も考えたいし。
どんなモンスターなのかな」
47階のモンスターのことを考えると
ワクワクしてしまう。