どんな世界でも君と。
それからどれくらいの時間が経っただろう。


「…いてて……」


すごい地震だった…
私は立ち上がると


さっき崩壊したはずの建物は
崩壊しておらず、


先程まで
私の周りを囲んでいた人々すらも
存在を確認できなかった。


「な、にが…起こったの…」


スマホに目をやると
圏外と示していた。


とりあえず
建物の外にと思い私は外に出た。

外にも何人か人がいて
その人たちの格好が
異様だったのでさらに頭がこんがらがった。


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