どんな世界でも君と。
その瞬間、

グサッという音がすぐ横で聞こえた。


「へっ!?」


「何してんの?ニシキ」


そこに居たのは
アシヤさんだった。



「じゃあこれ……アシヤさんの……?」


「てめぇ殺す気かゴラ」



ニシキさんは私のことを離して、
アシヤさん方へと歩いていった。



「殺されるようなことしたのは……ニシキ貴様だろ?」



「やっぱこいつはお前のお気に入りかァ?」



「……お前になんかやらない……行くよミヤビちゃん」



そう言って私の手とって
アシヤさんは歩き出した。


このギルド生活……
初日だと言うのに色々あって……



「ねぇ……っ
アシヤさんっ歩くのはや……ッわっっ!?」



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