どんな世界でも君と。
武器と防具の強化を終えて
私たちはギルドに戻って来た。



「あっミヤビさんおかえりなさい。」


ロビーにいたリコちゃんに
声をかけられた。



「リコちゃん。ただいま
よく休めた?」



「じゃ、ミヤビ話してて
俺はオダギリに報告してくるからここで待ってて。」



「あ、うん。行ってらっしゃい
ありがと、ごめんね?」


「いいよ。勝手にウロウロするなよ。
ニシキがいるかもしれない」



どれだけ
ニシキさんのことが嫌いなんだろう。


私はくすくす笑いながら
レンを見送った。



「ミヤビさん
アシヤさんとどんな関係なの?
アシヤさん絶対ミヤビさんのこと好きですよね!!」



そう言って目をキラキラ輝かせて
私に近づいてきた。
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