どんな世界でも君と。
こ、これが女子高生……
リアルでも友達のいなかった私には縁のなかったものだ。



「どうなんだろう……。
私も……自分の気持ちがよくわかんない。
離れたくなくて、ずっと会いたかった人だけどさ……」


「そっかー……。
恋愛って難しいですよね。」



恋……か。
もう二度と恋愛なんてしないと、
人のことを好きになることなんてないと
前までは思っていた。



だから
レンの事がすごく気になって


離れたくなくて
大切で。死なせたくなくて。



この感情が
なんのか
自分の中でも分からなくてぐちゃぐちゃで。




「多分……私はレンのことが好きなんだろうな……。」



「ふふ……叶うといいですね」



「うん。ありがと。
また一緒に討伐行こうね」



女の子との友達は
ココ最近はいなかったから
なかなか嬉しい。
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