どんな世界でも君と。
「じゃ、私も明日は私もレベル上げに行くのでそろそろお部屋戻りますね!」



リコちゃんはそう言ってその場を後にした。
今日は疲れたな……。


私も部屋に戻ろうと立ち上がったその時
また視界が真っ暗になる。



立ちくらみだ。


「おっと……」



「……ごめ……」



「大丈夫?疲れちゃったね
部屋で休もう。」



彼はそう言って
私のことを抱き上げた。



お姫様抱っこだ。



「軽すぎ。ちゃんとご飯食べてる?」



私はふるふると首を振った。

食べたくない訳では無い。
食べられないのだ。



「ちゃんと食べなきゃ……」



「食べれたら……苦労しないのにね。」



食べたくても食べられない。
そんな生活はかなり前からだ。
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