どんな世界でも君と。
変な夢だったな…。
過去の夢…。
私はこの世界から戻ったら……。
今の仕事続けられるんだろうか。
現実の私の肉体は一体どうなっているんだろう。
私は自分の手を見つめた。
大丈夫……。
私は今ここに生きている。
ここにいる。
「ほら、ご飯にしよう。
スープにしてみたから食べれるといいけど」
「…美味しそう…レンが作ったの?」
「そう、さっきも言ったけど俺は医者だ。
君の拒食症を一緒に治していきたい。」
前も病院に通ってはいたけど
こんな先生だったら
治ってたのかな。
「精神科は分野外だけど…君のためなら
勉強しよう」
「ふふ、ありがと」
やっぱりレンは優しい。