どんな世界でも君と。
ちゃんとご飯食べたいと
ずっと思っていた。
だけど、


ずっとずっと
頭の中に響くアイツの声が。


言葉というのは残酷だ。



「ミヤビはもう少しお肉がついても
かわいいよ。
俺その方が好き」



「ばか…」



私は用意されたスープを飲み干した。
美味しかった。


久々におなかいっぱいという感覚がした。



「お風呂入るかい?」



「あ、そう言えば大浴場があるって!
行ってみたいなー」


「ふふ、じゃあ行こうか。」



レンはそう言った。
私はレンのあとをついていく。



「あ、ミヤビ。」



「ん?アラキくんだー!
やっほー!」


レンの部屋から出た時に
アラキくんが横から声をかけてきた。
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