苦い初恋が甘い初恋に
もちろん担任には言ったけど、
問題になることはなく、
犯人も分からなかった。

そして、
斎藤くんも私を避けるようになっていた。

次第にほとぼりは冷めていき、
冬休み明けにクラスの男女は
話してくれてようになっていた。

しかし、斎藤くんに対しては、
私が避けるようになっていた。
斎藤くんに迷惑をかけてしまったことを
すごく申し訳なく思っていたからだ。

そのまま中学3年生になり、
クラス替えでクラスが離れた。
だから話すことはなくなった。

そして違う高校に入学したため、
2度と会うことはなくなった。

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