高遠先生は風紀を乱せない~アイドル教師の恋の罠~










「 ~~~~~~~きゃあっ!!!!!!!! 」




見上げた先、困ったような表情でシーと人差し指を口に当てた北城先生は



「 だから、彼女がいるんだって 」



耳に当てた携帯に、そう言葉を放つ。


・・・・北城先生、彼女いたんだ。
そりゃ、北城先生なら選びたい放題だもんね・・・

突然視界に入った北城先生に驚きながらも
突きつけられた現実に少し落ち込む。
いや、私なんかが先生とどうにかなるわけがないんだから
分かってたことでしょ。

なに胸とか痛めてるんだろう、イタい女・・・・


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