【短編】クールな幼なじみと紡ぐロマン
短編コンテスト
「莉緒ちゃんってホント懲りないよね?」
「パクっておいて図太すぎ」
「ホント、また新作書くとかさ。いつになったらやめるんだろ?」
学校での美乃梨ちゃんたちからの嫌味はまた多くなってきた。
例の酷評レビューは玲衣くんがあまりにもひどいって通報してくれたおかげか、『ラブベリー』の運営さんが消してくれた。
でも、美乃梨ちゃんたちはそれが気にくわなかったのか私への批判を強くするようになったんだ。
レビューや感想だとまた消されるって思ったのかな?
こうして学校でヒマがあればわざと私に聞こえるように私の悪口を話してる。
直接言われたなら、『パクってない』くらいは言えるんだけど……。
「なに? あいつら。勝手なこと言い過ぎじゃない?」
私の側で紗香が代わりに怒ってくれる。
本当、紗香がいなかったら学校生活たえられなかったかも。
「ちょっと文句言ってこようか?」
「ううん、いいよ。言っても多分『聞き間違いじゃない?』って言われるだけだもん」
不機嫌そうに美乃梨ちゃんたちのところに行こうとする紗香を止めた。
だって、すでに一回言ってみたあとだったから。
あまりにもひどいって言う玲衣くんの言葉に勇気をもらって、あのレビューのあと嫌味を言ってる美乃梨ちゃんたちに止めてって言ったんだ。
でも、返って来たのは……。
「パクっておいて図太すぎ」
「ホント、また新作書くとかさ。いつになったらやめるんだろ?」
学校での美乃梨ちゃんたちからの嫌味はまた多くなってきた。
例の酷評レビューは玲衣くんがあまりにもひどいって通報してくれたおかげか、『ラブベリー』の運営さんが消してくれた。
でも、美乃梨ちゃんたちはそれが気にくわなかったのか私への批判を強くするようになったんだ。
レビューや感想だとまた消されるって思ったのかな?
こうして学校でヒマがあればわざと私に聞こえるように私の悪口を話してる。
直接言われたなら、『パクってない』くらいは言えるんだけど……。
「なに? あいつら。勝手なこと言い過ぎじゃない?」
私の側で紗香が代わりに怒ってくれる。
本当、紗香がいなかったら学校生活たえられなかったかも。
「ちょっと文句言ってこようか?」
「ううん、いいよ。言っても多分『聞き間違いじゃない?』って言われるだけだもん」
不機嫌そうに美乃梨ちゃんたちのところに行こうとする紗香を止めた。
だって、すでに一回言ってみたあとだったから。
あまりにもひどいって言う玲衣くんの言葉に勇気をもらって、あのレビューのあと嫌味を言ってる美乃梨ちゃんたちに止めてって言ったんだ。
でも、返って来たのは……。