【短編】クールな幼なじみと紡ぐロマン
「私もうれしい。玲衣くんがいれば、私なんでも出来そう」
「じゃあ、今度は長編を書いて大賞とるか?」
「へ!? さすがにそれは無理だよ!?」
うれしすぎてふわふわした気持ちで口にした言葉に、玲衣くんがからかうようにとんでもないことを言い出した。
さすがにいきなり大賞は無理だって!
「でも、挑戦はするんだろ?」
「うっ……また、手伝ってくれる?」
書き続けると決めたからそりゃあ挑戦はするけれど……まだまだ未熟なのも自覚してるから玲衣くんにお願いする。
「もちろん。莉緒の執筆活動も応援してるからな」
「ありがとう……あ、でも無理はしないでね? 私も玲衣くんのやりたいこと応援したいんだから!」
玲衣くんが剣道を頑張ってるって知ってるから、邪魔だけはしたくない。
「ったく……本当、うれしいことばっかり言ってくれるよな」
「それは玲衣くんの方でしょ?」
言い返すと玲衣くんは笑って私の頭をポンポンとたたいた。
「莉緒の頑張りを見てると俺も頑張ろうって思えるからいいんだよ。だから、これからは彼女としてよろしくな」
「っ! う、うん。よろしく」
彼女って言葉にまた顔が熱くなってくる。
ドキドキとかけ足になる鼓動が、喜びのきらめきに満ちていた。
END
「じゃあ、今度は長編を書いて大賞とるか?」
「へ!? さすがにそれは無理だよ!?」
うれしすぎてふわふわした気持ちで口にした言葉に、玲衣くんがからかうようにとんでもないことを言い出した。
さすがにいきなり大賞は無理だって!
「でも、挑戦はするんだろ?」
「うっ……また、手伝ってくれる?」
書き続けると決めたからそりゃあ挑戦はするけれど……まだまだ未熟なのも自覚してるから玲衣くんにお願いする。
「もちろん。莉緒の執筆活動も応援してるからな」
「ありがとう……あ、でも無理はしないでね? 私も玲衣くんのやりたいこと応援したいんだから!」
玲衣くんが剣道を頑張ってるって知ってるから、邪魔だけはしたくない。
「ったく……本当、うれしいことばっかり言ってくれるよな」
「それは玲衣くんの方でしょ?」
言い返すと玲衣くんは笑って私の頭をポンポンとたたいた。
「莉緒の頑張りを見てると俺も頑張ろうって思えるからいいんだよ。だから、これからは彼女としてよろしくな」
「っ! う、うん。よろしく」
彼女って言葉にまた顔が熱くなってくる。
ドキドキとかけ足になる鼓動が、喜びのきらめきに満ちていた。
END