ノスタルジージャーニー
知らなかったような事が起こりすぎ、ケンカもたくさんした。

家を出ていくような事が何度もあった、今思えば・・・・幸せだったのかもしれない。

ある日、家族を連れて僕の生まれ育った田舎に向かっていた。

対向車はまっすぐ僕の運転する車をめがけ、突っ込んできた。

対向車の運転手は、飲酒運転をしていたらしい。

彼は即死だった。


サイドシートに乗っていた百合、後部座席に乗っていた、椿と楓も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もういない。

それから、僕は沢山の土地へ行き、様々な建物や景色、人を見てきた。

そして、生涯を賭けてある作品を完成させた。


長い列車を乗り継ぎ、生まれ育った、田舎の町に戻ってきた。


僕は、ここに来なければ行けないことを常々感じていた。




そして・・・・・・・・やっと実現する事ができた。





あれから、何年が経ったのだろう?
< 4 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop