ノスタルジージャーニー
僕は、夢を見ているのか、幻を見ているのか、わけがわからなくなった。

「これは夢なのか?」

僕は頭を抱えた。
僕の手のひらが土の色と同じになっていた。

「なんだ、なんなんだ!?」
腕を通して、三人が見える、よく見ると自分の身体全体が透けてきているのだ。

目の前の三人を見ると・・・・・もうほとんど消えかかっている。

僕は訳がわからないまま叫んだ。

「待ってくれ!楓、椿、百合!!待ってくれよ・・・・・・・・?」
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